お線香やお香には、様々な良い香りがする素材が使われていますが、特に古来からそれらの素材にされてきたのは、天然の香木でした。
その主なものとして、沈香や白檀があります。
沈香は東南アジアに生息するジンチョウゲ科の木が、病害虫におかされた時にできる樹脂の塊のことで、そのうち特に品質が高いものを伽羅と呼びます。
白檀はインドやインドネシア、オーストラリア等に生えているビャクダン科の木のことで、お線香やお香の材料として用いられるほか、アロマテラピーや香水の素材としてもポピュラーで、そちらでは英語名のサンダルウッドとして知られています。
お香には、リラックス効果、精神を落ち着かせたり、元気にしたりする効果があります。
色々なメーカーから出ていますが、ブランドのお香ですと、品質も良いですし、日本製のものもたくさんあります。目的に合わせて、気分に合わせていくつか種類を持ち合わせていますと、その時その時で使い分けをしていくこともできておすすめです。
もちろん色々な香りがありますので、まずはその香りを確かめて購入すると良いでしょう。香りによって効能なども異なりますので、もちろん求める効果によって使い分けをするというのもおすすめの使用方法です。
フワッと香るにおいを求めているのであればルームフレグランスや、芳香剤よりもお香やお線香がおすすめです。
最近では様々な香りが出てきており和っぽい香りのするものだけでなく、バラなどの洋風な香りも出てきていますので自分の好みの香りを選ぶことができます。また人と香がかぶりにくいというメリットもあります。ただし気を付けなければならないのが火を使用するという点です。
もし家に小さなお子さんなどがいるようでしたら、お香やお線香の取り扱いには十分気を付けてください。炎が激しく出たりするわけではないのですが、だからこそより留守の間などは気を付けておかなければなりません。